品質管理・製造技術のこだわり
様々なお客様の製品を取り扱う組立屋として、常に念頭に置くことが以下の2点となります。
- 製品には製品の使われ方がある
- お客様にはお客様の使い方がある
弊社が自動車部品製造や家電部品製造で培った製造技術や品質管理は、上記2点を正確に読み取れてはじめて機能するものです。
製品の使われ方とお客様の使い方を理解することで初めてその製品の特性が解り、その製品を考案されたお客様の文化を理解することで、弊社の持っている力がはじめて機能することとなります。
弊社では組立案件を頂く際に手順作成からお任せ頂き推進することが多々ありますが、製品特性が複雑なもの、実績が積み重ねられた製品などは適切な技術を持ったリーダー格社員がお客様の工程に出向き習熟活動を実施することで、文化の吸収と製品特性の理解をいち早く吸収することを率先して活動しております。
リーダー社員は新しい文化を身に付けることで常に製造技術向上を意識しています。
ライン構築時は事前に以下のことが発生しない仕組みを取り入れます。
【3悪不良】
- 誤組 異なる(位置に)部品を組付けてしまうこと
- 欠品 付いてるはずの物がついていないこと
- 異品 異なる製品を納めてしまうこと
1個の不良でお客さまの信頼を一気になくしてしまう、程度の悪い不良を3悪不良と呼びます。
これらの不良は『管理されていないから』『考えていないから』発生する不良であってはならない管理不良です。
これを防ぐライン作りをするために 多いときは発生するであろう不具合を数百件想定しそれが発生しない工程、流出しない仕組みを構築します
品質方針
お客様満足のために実践していること
1) 不具合撲滅
3現主義に則り5S活動を主軸として不具合が発生しない仕組み作りに拘ります。
2) 常に進化する工場
製品特性がホコリを嫌えば、ホコリ・静電対策エリアを設置し玄関からホコリを侵入させない仕組み作りを実施致します。
工場は製品特性を考慮した環境つくりを柔軟に採り入れ、いち早く仕組みに反映させる事により常に進化し続けています。
3) 要求品質の実現
様々な業種のお客さまのご要望を柔軟に採り入れ、製品要求品質の実現を目的として活動しております。
品質管理責任者
ミノン株式会社 常務取締役 豊田智朗