これが、ミノン品質

1. お打ち合わせ

柔軟な姿勢でお客様の考えをお伺いいたします。
ご要望と状況を理解した上で、当社ができることをご提案いたします。

お声がけいただくに至った背景のヒアリング
⇒ 目的を把握します

製品の特徴(利用目的と利用環境)をヒアリング
⇒ 製品特性を把握します

エピソード
「図面ない、手順不明です」

A社様は、数十年来取引している外注先の廃業が決まり、別の組立業者を探していました。
ただし、製品は高難度な電気配線と水冷配管の複合ユニットであり、現物も図面と異なり、手順や検査項目などの資料もないため、見積依頼をしたいが見積もるための資料がないことにお困りでした。

当社で現物確認の上、お見積もりを実施し、配線図、手順、製造条件の設定と検査項目をドキュメント化することで、ご安心いただき生産を引き継ぐことができました。

2. 社内検討会議

要求事項を満足するための検討会議(法的要求事項・技術力・対応力・仕入先選定)を実施します。

お客様の環境と製品の特性を把握し、最適な対応策を検討
⇒ お客様の悩み事を解決するためのミノン策を見つけます

技術力補完検討
⇒ 風土文化から生み出される製品特性を学ぶためにお客様の工場での作業実習などを検討します

エピソード
「培った技術と経験を伝えることの難しさ」

半導体検査装置を開発されているB社様の制御盤は、高圧を扱う製品特性から留意点が多く、図面に記載しきれない手順や決まり事を外注先に伝えることに難しさを感じていました。
1点ものであることと、品質リスクの高い製品であることも外注化の難度を上げていました。

その難度から、B社様の工場へ担当者を派遣し、作業習熟することにいたしました。
製品特性から培われたB社様の風土・文化を製造技術、品質管理、生産管理の各担当者が迅速かつ正確に吸収し、ドキュメント化と技術継承を行うことで工程への落とし込みをいたしました。
今ではB社様の外注製品すべてをお任せいただいております。

3. 工程づくり

スムーズで正確な工程を確立させることで、不良を作らず納期通りに生産できる環境をつくります。

不具合未然予防活動(FMEA)の実施
⇒ 不良を作らない工程づくり

工程設定作成(レイアウト、工程編成表、手順書、製造条件設定)
⇒ スムーズで正確な生産ができる工程づくり

エピソード
「現場最前線で評価いただきました」

画像検査装置開発のC社様の組立外注には後継者がおらず、事業の継続性と管理状態に不安がありました。
当社にご依頼があり普段通りの立上げ活動(不具合未然予防活動、工程づくり)を実施し、ご担当者様には対応力と再現性を評価いただいていました。
ただし、C社様上層部にはコストメリットをPRしきれない状態でした。

当社で製造した制御盤は大手自動車工場や半導体工場へ納入され運用されますが、あるときC社様の現地設置部隊から、制御盤が起因となるトラブルがなくなり設置作業がスムーズになったという情報がC社様社内で展開されました。
当社の製造品から改善されたことから、C社様上層部にも存在価値を見出していただく事ができ、おかげさまでリピートでの発注をいただいています。

4. 進捗管理と組立

細やかな計画により主体的に納期を守ります。

スキル管理の仕組みにより能力と特性を活かした適正な人員配置
⇒ 工程設定どおりの生産を実現し、納期を守ります

日々の生産進捗管理と、部材供給管理
⇒ 常に起こる変化に対応し、納期を守ります

お客様との進捗状況の共有
⇒ 変化する状況は主体的にご連絡し、常に進捗状況を共有します

エピソード
「あたりまえに納期を守る」

入出門管理システムを開発されているD社様の製品は支給材8割、調達材2割で構成されています。
生産管理部では納期に合わせた生産計画を作成し、支給材・調達材の納期を管理しています。
製造課も部材入庫状況を常に把握し、納期を守るための進捗管理をしています。
支給材に関しても主体的に管理し、遅れなどのトラブルや品質不具合などは即座に打ち上げ情報を共有いたします。

連絡が密になるため、お客様にはお手数をお掛けすることもありますが、納期遅れは事故として扱う体制は、任せて安心とご評価いただいています。

5. 最終検査

不具合の流出を防止します。

立上前のFMEAにより発生対策で補えない項目を流出対策として実施
⇒ 的確な検査で不良を流出させません

手順通りの検査(検査手順の確立、チェックシートの運用)実施
⇒ お客様にご承認頂ける検査内容により不良を流出させません

6. 出荷・納品

製造記録表により適正な工程で生産されたことを確認し、出荷承認いたします。
生産工程の履歴は15年間保管いたします。

初回納品時には担当者も同席し、更なる品質向上とお客様の潜在的ご要望を把握いたします

7. トラブル対応

お任せいただいている製品のトラブルに対応いたします。

自動車、半導体、医療、IoTなどさまざまな業界の経験から部材、製品に起こるトラブルに的確に対応いたします

その製品の特性を理解することに努め、お客様の風土・文化を重要視することでご納得いただける解決策を導き出します

エピソード
「ネズミのいたずら」

E社様の製品はAIを活用して水産漁獲高を上げる装置を開発されています。
当社にお任せいただいた経緯は、お客様がソフト開発に専念するために、ハードは主体的に製品実現できる外注先を探されてのことでした。

あるとき、現地で運用中の製品がたびたび動作不良を起こすというトラブルが発生していました。調査したところ、ネズミが配線をかじり断線していることが分かりました。
早速、ネズミ対策部会を社内に設置し、ネズミの習性などから対策を検討し、防鼠対策を実施しました。
海上設置のため、耐塩害性、耐候性を考慮した素材の選定、取付方法を検討した解決策をご提案し対策実施いたしました。
お客様には今も様々なご相談を頂き、共に製品を作り上げていると実感しています。